シナフリズム - モノクロに見えた手

はてなの日付は６時に変わるので若干操作（笑）
７月９日。
本当に、私の、大好きで、大切だったバンドの日。
もう休止して３年、ですか。

もしやと思って、blogを見てみると全員分が更新。
もちろん、ヒロシさんも。
そして、そのヒロシさんからの、決定的な言葉。

僕はしばらく音楽活動から離れた生活を始めます。
今まで僕にとってずーっと音楽がすべてで、NANANINEの活動休止からも
表舞台にこそほとんど立ってなかったけど、自分の中では音楽がすべてでした。
僕はNANANINEや音楽をやって来たおかげで、音楽だけじゃなく、色んな人と出会って人と関わることの楽しさやしんどさやそれ自体の面白さと喜びを沢山感じました。
音楽のおかげで沢山の人と関わることが好きになった。
そして大切な物も沢山増えた。
あまりにも沢山過ぎて自分では手に負えなく成って来たんだ。
多くの人の応援に応えたいと頑張れば頑張るほど逆に手薄に成って僕の気持ちとは逆の方向に行ってしまう。
昔から器用じゃないんで、ぶつかって行くしか術を知らないから。
こんな状況の中、期待だけ持たせ続けるのは辛いし、
自分自身がもっとありたい姿に成るために、今回この決断をしました。

私の、大好きだった、いや、今も大好きな人からの、決定的な言葉。
一番、聞きたくなかった言葉が出た。

「しばらく」は、いつまでなんだろう。
永久に？そういう選択もある。

いつまでなんだろうと思うと、泣きそうになる。
いつかは「無かったことに」なってしまうのかな。
そんなのは、絶対嫌だ。
無かったことに、が一番辛いんだ。
私のどん底時代、救ってくれた音楽なんだ。
余裕が、できたら、とか、気が向いたら、って言葉は、プレッシャーなのかな？
もう希望なんか無いのかもしれないけれど、
それでも、また４人が笑えたらいいのになとか、願わずに居られないのです。

憲ちゃんが元気だった。それが一番の救い。
だけれど、「君たち」が居たことが、過去になる。
それが、たまらなく、たまらなく、悲しいんだ。